2023.05.22

妙香園のほうじ茶の特徴

Q.妙香園のほうじ茶と他社のほうじ茶との違い


妙香園のほうじ茶と他社のほうじ茶の大きな違いは合組と火入れです。

合組とは複数の茶葉を配合し独自の味を作ることです。
妙香園では単一の地域のお茶のみを使用するのではなく、 弊社の茶匠が全国各地のお茶を飲み比べ、
高温で焙じても味や香りが損なわれることのないお茶を厳選し、 複数の異なる産地、異なる品種のお茶を
その時にあった配合します。そうする事で他店との差別化を図り、妙香園独自の味を作り出しています。
また、焙煎の仕方にもこだわりがあります。 普通のほうじ茶は番茶を焙じることで、
焦がした香ばしい香りをお茶に纏わせて作るために高温でしっかりと焙じます。

妙香園のほうじ茶は、強火でありながら短時間で浅煎りすることにより、お茶本来の甘味や旨みを最大限に引き出しています。
それは焙じる前の合組されたお茶に絶大な自信があるからです。

味だけでなく見た目も他社のほうじ茶と全く違う妙香園のほうじ茶をぜひご賞味ください。

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Q.妙香園のほうじ茶の美味しい淹れ方、飲み方


妙香園のほうじ茶を4人分を目安に美味しく淹れる方法は、10gの茶葉が入った急須かティーポットに、
沸騰させたお湯を約400cc注ぎ、蓋をして30秒程度静かに待ちます。
30秒経過したら4杯の湯呑みに少しづつ回し注ぎをします。
この時に4つの湯呑みに味と水色が均等になるように3から5往復まわし注ぎをし、最後の一滴まで注ぎきります。
妙香園ほうじ茶は他社のほうじ茶と違い、黄金色の水色になるよう淹れて下さい。

最初のうちは薄く感じていても、時間が経つにつれ茶葉からお茶の成分が抽出していきますので、だんだんと濃くなって行くことを見越して注ぐことが大切です。

最後の一滴まで注ぎ切ることで、二煎目も美味しく淹れていただくことができます。 なお二煎目はすでに一煎目で茶葉が開いていますので30秒の連時間は不要で、熱湯を注いだらすぐにまわし注ぎをして下さい。

なお、お茶は嗜好品です。茶葉の量、お湯の量、お湯の温度、抽出時間、回し注ぎの回数などを少しづつ変えて、お好みの味を探してみてください。

【美味しい飲み方】

目安:4人分

①10gの茶葉が入った急須かティーポットに、沸騰させたお湯を約400cc注ぐ

②蓋をして30秒程度静かに待つ

③30秒経過したら4杯の湯呑みに少しづつ回し注ぎをする

※4つの湯呑みに味と水色が均等になるように3から5往復まわし注ぎをし、最後の一滴まで注ぎきる

Q.なぜ妙香園のほうじ茶は名古屋名物と言われているのでしょうか?


昭和24年に妙香園が名古屋の中心である中区栄に妙香園栄店を開設した際、街の真ん中でほうじ茶を焙煎し、
その香りが栄周辺で買い物するデパート帰りのお客様に認知されていました。

昭和32年名古屋市営地下鉄の開業に合わせてできたナゴヤ地下街(現名駅地下街サンロード)に妙香園サンロード店を開設し、
そこに栄店と同じ焙煎機を設置して焙煎を始めました。

路面で焙じるのと違い、地下街という閉鎖された空間であったため、より広範囲にほうじ茶の香りが漂い、
地下鉄を利用するお客様から「名古屋駅に行くとほうじ茶の香りがするね」と言っていただけるようになりました。

この頃から白地に緑と赤と金の格子柄が散りばめられた今のパッケージと同様のデザインを使用しており、
「名古屋の香り」「名古屋名物」と記載、 昭和44年に栄にもサカエチカが開業し、
そこでも名古屋駅と同じように地下街でほうじ茶を焙煎しました。
名古屋駅でも栄でも弊社のほうじ茶の香りがする事で「名古屋に行くとほうじ茶のいい香りがするのね、名古屋の香りね」と
また、引越しや転勤で名古屋を離れた方が、名古屋に戻ってきた際、
「ほうじ茶の香りがすると名古屋に帰ってきたのだと感じる」とも言われることが多くなりました。

平成18年度名古屋市優秀土産品審査委員会において名古屋市長推奨優秀土産品に登録され、
名実ともに名古屋名物として売り出されることになりました。

 

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