玉露

GYOKURO

甘味とうま味 独特の覆い香

春の陽光を浴びて一斉に芽を出し始めた茶樹に、5月初めから20日間ほどすっぽり覆いをかぶせます。雨風にさらさず日光にも当てず。そうすることで、テアニンをはじめとするアミノ酸類を多く含んだ茶葉が育ちます。

その茶葉がとろりとする甘味のもと。渋味が少ないまったりとしたうま味も独特の覆い香もこのときに生まれます。

手間をかけてつくられた玉露は、手間を惜しまず淹れましょう。50度ほどのぬるま湯を少なめに注いでじっくり待つ。甘露と呼ぶにふさわしい風味が引き出されます。

ページトップへ

オンラインショップ


 

お茶にまつわる読物