煎茶
SENCHA
妙なる香り 渋味・甘味の絶妙なバランス
煎茶は生産量が多く、日本茶の消費量のおよそ80%を占めると言われています。すがすがしい黄緑色をした水色(すいしょく)は日本茶ならではのものですが、最大の特徴はさわやかな香り。そして、キリッとした渋味とほんのりとした甘味。
渋味と甘味の絶妙のバランスは、湯の温度によって変化します。ぬるめの湯で淹れれば甘味が引き出されてよりまろやかに、高温でサッと淹れれば渋味が増してよりシャッキリした味に。湯加減を調節することでも、いく通りかの味わいを楽しむことができるのです。